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FAPホワイトニングのカウンセリング

FAPホワイトニングを導入する場合、患者様のカウンセリングは最も重要なポイントとなります。以下は、FAPホワイトニングの相談に訪れた方へ伺う、基本的なカウンセリング項目です。患者様の歯や歯周組織の状態を確認しながら進めていきます。


虫歯に対しての影響
FAPホワイトニングをすることで、「歯に悪影響を与えませんか?」という質問をよく受けます。確かに歯の表面に薬剤を塗布するので、まったくダメージを与えないとは言い切れません。しかし、FAPホワイトニングの場合、一般的なホワイトニングとは違ってフッ化アパタイトという強化カルシウムを塗布するため、歯質が強化されます。
また、歯髄への影響はカニクイザルの歯で検証しており、安全性の確認の上施術にあたっています。
虫歯に対しての対策
小さな虫歯であれば、その部分を覆ってホワイトニングをします。ホワイトニング後の歯の色に合わせて、セラミックなどを使用して虫歯治療を行います。
歯周組織の状態
歯ぐきが腫れている場合や歯ぐきからの出血や炎症が見受けられる場合は、歯周病の可能性があるので、治療してからFAPホワイトニングを行います。
エナメル質の性状
歯の表面を覆っているエナメル質は、健康的で光沢があればあるほど、ホワイトニング効果は高くなります。
充填物の有無と大きさ・深さ
大きく虫歯治療をした歯が、その虫歯となっている部分の深さをチェックします。場合によっては、FAPホワイトニング以外での審美回復をご提案します。
変色の程度について
歯と歯ぐきのラインは、エナメル質が歯の先端部分よりも薄くなっているため、この部分の変色はホワイトニングで対処しにくいという特徴があります。また縞模様のある歯は、多少白くなり、模様そのものは薄くなりますが完全に消えることはあまりありません。

FAPホワイトニングの効果には、歯質によって個人差があるため、はっきりとこのくらいまで白くなりますと明示することはできません。そのため、歯科医師と患者様との間で治療についてのインフォームドコンセント(治療に関しての充分な説明と同意)をしっかり行う必要があります。